楽天ゴールドと楽天プレミアムはどっちがお得?

楽天カードには、上位グレードの、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードがあります。
先に答えを書くと、プライオリティパスが欲しいなら楽天プレミアムカードがおすすめです。
今回、2つのカードのスペックを比較しながら徹底解説します。
2つのカードスペックを表で比較
まず、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードを、基本スペック・ポイント還元・旅行保険の3つのポイントで比較してみます。
基本スペックで比較
以下は、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの基本スペックを比較した表です。
楽天プレミアムカードの方が年会費は高くなりますが、限度額が300万円まで利用できるので、余裕をもってカードを使いたい人には楽天プレミアムカードをおすすめします。
項目 | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
年会費 | 2,000円 | 10,000円 |
入会条件 | 20歳以上の安定収入のある方 | 20歳以上の安定収入のある方 |
家族会員の年会費 | 500円 | 500円 |
ETCカード年会費 | 0円 | 0円 |
発行スピード | 最短3営業日 | 最短3営業日 |
ショッピング限度額 | 200万円 | 300万円 |
国際ブランド | VISA・JCB・Master | VISA・JCB・Master・アメックス |
楽天ゴールドカード

年会費 | 2,000円(税別) |
---|---|
還元率 | 1%~5% |
ETC | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 空港ラウンジ
- マイル
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 家族カード
- 電子マネー
ポイントで比較
次にポイント還元率で比較してみます。
この表だけを見ると両方のカードのポイント還元率はそれほど変わらないように見えます。
ただし、このあと紹介する「楽天ゴールドカードの優待コース」をうまく組み合わせれば、楽天プレミアムカードの方が若干お得になります。
項目 | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
通常ポイント還元率 | 1% | 1% |
楽天市場でのポイント還元率 | 5% | 5% |
SPU | 5~16倍 | 5~16倍 |
誕生月のポイント還元 | – | 楽天市場で+1%還元 |
旅行保険で比較
最後はカードに付帯する保険を比較してみます。
海外旅行保険には、自動付帯タイプと利用付帯タイプがあります。
自動付帯は、旅行代金を楽天カードで支払わなくても補償の対象となります。一方、利用付帯は旅行代金や公共交通機関の代金を楽天カードで支払わないと補償は受けれません。
自動付帯と利用付帯の違い
- 自動付帯:カードを持っているだけでOK
- 利用付帯:旅行代金の支払いなどに使わないと保険がおりない
以上のことを考えると、補償額が大きく自動付帯になる楽天プレミアムカードの方が、なにかとメリットが多いといえます。
<海外旅行保険比較>
項目 | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 (一部利用付帯) |
死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 5,000万円 |
傷害・疾病治療 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
ちなみに、国内旅行保険は楽天プレミアムカードにしか付帯しません。
楽天プレミアムカードの国内旅行保険
- 付帯条件…自動付帯
- 死亡後遺障害…5,000万円
- 入院保険金…5,000円/日
- 通院保険金…3,000円/日
また、楽天プレミアムカードには国内で購入した商品にも保険が適用されるショッピング保険も付いています。
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楽天プレミアムカードで購入した商品であれば、購入日より90日以内に偶然な事故で発生した損害を、最高300万円まで補償してくれます。
項目 | 楽天プレミアムカードの動産総合保険 |
補償内容 | 楽天プレミアムカードで購入した商品が購入日から 90 日以内に事故(破損、盗難、火災等)によって生じた損害を補償 |
補償対象外商品 | ・船舶(ヨット、モーターボートなど) ・義歯、コンタクトレンズなど ・動物、植物、食料品 ・携帯式電子機器(移動電話、ノートパソコンなど) |
年間補償限度額 | ・補償限度額:年間300万円 ・自己負担額:1回の事故につき3,000円 |
備考 | ・置き忘れや紛失は補償対象外 ・欠陥商品は補償対象外 ・申請時は警察の届出が必須 |
楽天プレミアムだけにある特典
ここからは、楽天プレミアムカードだけにあるメリットを解説します。
プライオリティパスが無料
プライオリティパスとは、海外の空港ラウンジを無料で利用できるカードの事をいいます。
通常、プライオリティパスを手に入れるためには別途申し込みが必要で、年会費も99ドル~429ドルかかります。
プライオリティ・パスとは
空港又は空港ターミナルビルと提携し、サービスを提供している。クレジットカードの空港ラウンジとの最大の相違点は、空港での保安検査場を超えた場所に、ラウンジが立地している点である。
引用元:ウィキペディア
楽天プレミアムカードがあると、プライオリティパスが無料で付いてきます。
しかも、最上位のプレステージクラスです。
プライオリティパスがあれば、軽食やアルコールを含むドリンクを無料で利用できます。
また、空港によってはシャワーも無料で利用できるので、旅の疲れをリフレッシュも出来ます。
楽天プレミアムカード

年会費 | 1万円(税別) |
---|---|
還元率 | 1%~2% |
ETC | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 空港ラウンジ
- マイル
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 家族カード
- 電子マネー
選べる3つの優待コース
楽天プレミアムカードは、プレミアムカード会員限定の「優待コース」が選べれます。
とくに楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスを頻繁に利用する人は、以下の優待コースを選んで利用した方がポイントの還元率はさらにアップします。
楽天市場コース
楽天市場コースは、毎週・火・木曜日のプレミアムカードデーに楽天市場で買い物をすると、ポイントが最大+1倍となるコースです。
つまり、通常の楽天カード利用で1倍+楽天プレミアムカード利用で4倍+楽天市場コースの利用で1倍=合計6倍のポイントがゲットできます。
楽天トラベルコース
頻繁に旅行に行く人や、家族旅行を楽しむ人なら楽天トラベルコースがおすすめです。
楽天トラベルコースなら、楽天トラベル利用で1倍+楽天トラベルコース利用で1倍+楽天プレミアムカード決済で1倍=合計3倍のポイントがつきます。
たとえば、60,000円分の決済をすれば1,800円分のポイントをゲットできるのでお得です。
エンタメコース
有料チャンネル放送をよく見る人なら「エンタメコース」がおすすめです。
エンタメコースなら、Rakuten TVで最大+1倍、楽天ブックスで最大+1倍のポイントがもらえます。
他社の有料チャンネルの利用料を楽天カードで決済しているなら、Rakuten TVを利用した方が賢いかもしれません。
まとめ
プライオリティパスが欲しいなら楽天プレミアムカード
楽天ゴールドと楽天プレミアムカードは、ポイントに関してはほぼ同じです。旅行保険に少し差が出ますが、問題ない範囲です。
決め手はプライオリティパスです。
楽天プレミアムカードになると、プライオリティパスが無料で付いています。
プライオリティパスが無料で付いてくるクレジットカードは、全てハイクラスのカードばかりで、年会費が1万円(税別)のカードではありえません。かなり珍しい方です。
海外に行く時にプライオリティパスを使う人は、楽天プレミアムカード。
空港ラウンジでOKな人は、年会費2,000円(税別)の楽天ゴールドで十分と思います。
以上、楽天ゴールドと楽天プレミアムはどっちがお得?のまとめでした。
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(参照:楽天ゴールドと楽天プレミアムはどっちがお得?のまとめ)
楽天カードコラムのまとめ
今回、ユーザー目線で興味のあるカード情報や専門的な解説も踏まえ、楽天カードのコラムを以下にまとめました。
ポイントの貯め方・使い方
楽天カードのサービス・特典
カードの利用
カードの支払い・再発行・解約
その他
このコラムにおすすめのカード
楽天プレミアムカード

年会費 | 1万円(税別) |
---|---|
還元率 | 1%~2% |
ETC | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 空港ラウンジ
- マイル
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 家族カード
- 電子マネー
楽天ゴールドカード

年会費 | 2,000円(税別) |
---|---|
還元率 | 1%~5% |
ETC | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 空港ラウンジ
- マイル
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 家族カード
- 電子マネー