楽天カードのリボ払いと返済方法

楽天カードには一括払いやボーナス払いはもちろん、毎月の支払い負担が少ない「リボ払い」があります。
カードを利用し過ぎた時など毎月定額で支払えるリボ払いはとても便利です。
ただし、リボ払いするとリボ金利手数料が必要になります。
今回は、楽天カードのリボ払いと返済方法を分かりやすく解説します。
楽天カードのリボ払いのコース
楽天カードのリボ払いは複数のコースがあるので、分かりやすく解説をします。
あとからリボ払い
友達や恋人と一緒にショッピングに出かけた場合、レジで「リボ払い」と言うのはちょっと恥ずかしいもの。
そんなときには楽天カードの「あとからリボ払い」が便利です。
楽天カードのあとからリボ払いのメリット
- カード決済後でも、あとからリボ払いに変更できる
- 請求書確認後でも、あとからリボ払いに変更できる
- ショッピング利用額のうち、一部金額だけをリボ払いに変更できる
- 毎月24日までならリボ払いに変更できる
他社のカード会社では、締め日以降はリボ払いへの変更ができなかったり、リボ払いの変更は20日前くらいだったりします。
一方、楽天カードは支払い日ギリギリでもリボ払いへ変更が可能なので、「今月の支払いが厳しいかも」という時に助かります。
なお、決済後のリボ払い変更は「楽天e-NAVI」で手続きが可能です。
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自動でリボ払い
毎回レジで「リボ払いで」というのが面倒なら、はじめから「自動リボ」に登録が出来ます。
楽天リボ払いの中で一番使いやすいパターンです。
自動リボにしておけば、買い物をしても自動的にリボ払いになるので特別な手続きは要りません。
ただし、以下の費用支払いは自動リボの対象外になるケースがあります。
楽天カードで自動リボの対象外になるケース
- カード年会費
- 家賃
- キャッシング利用分
- エステ・JRAダイレクト
- パソコン教室・語学学校費用
- 楽天ペイ加盟店での一部利用分
さらに詳しく、楽天カードのメリット・デメリットはこちらで確認できます。
リボお支払いコース
なお、楽天カードのリボ払いは「残高スライド定額リボルビング方式」で、毎月の支払い額が決まります。
「残高スライド定額リボルビング」とは、利用残高が増えると毎月の支払い額も比例して増える返済方法です。
楽天カードのリボ払いでは、毎月の最小返済額が決められており、利用額によって以下の支払い額となります。
リボルビング払い(残高スライド定額方式)とは?
一番新しいご利用直後の残高に応じて毎月の返済額がきまります。
その後、追加のご利用がある場合、ご利用直後の残高に応じて毎月の返済額が変更になります。
参照:楽天カード
【楽天カードの利用残高と毎月の最小支払い額】
リボ残高 | 最小支払い額 |
20万円まで | 毎月3,000円 |
20万円超 | 毎月4,000円 (残高が5万円増えるごとに1,000円ずつ加算) |
ちなみに、上記の表にある「最小支払い額」は、お財布事情に合わせて金額を変更できます。
毎月5,000円のリボ払いに設定している場合
- お金に余裕がある時→次回支払いを5,000円から1万円に変更可能
- お金に余裕がない時→次回支払いを5,000円から3,000円に変更可能
当然、毎月の支払い額が多いほど、支払い回数は短くて済みますし金利手数料も抑えれます。
お財布に余裕のある時は、毎月の支払い額を増やして賢くリボ払いを利用しましょう。
楽天カード

年会費 | 無料 |
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リボ残高のおまとめ払い
楽天カードのリボ払いには「おまとめ払い」という支払い方法があります。
たとえば10万円の買い物をして毎月2万円のリボ払いにしている場合、通常であれば総支払回数は5回となりますが、2回目を支払った時点で「おまとめ払い」にすれば、残り3回分の残債を一括で返済できます。
返済期間が短くなると、利息も少なくて済むのでオススメです。
リボ手数料について
楽天カードのリボ手数料は、実質年率で15%です。
ほとんどのクレジットカードのリボ手数料は15.0%なので手数料に関しては横並びです。
ちなみに、商品をショッピングローンで購入した場合の金利は8~15%程度、カードローンでお金を借りた場合の金利は4~18%程度です。
おなじ分割で買い物をする場合、リボ払いにするかローンで買うか、迷うところです。
ただ、リボ払いは特別な申し込みや審査が不要なので、手持ち資金が少なくても「欲しいものをすぐに買える」という点がメリットといえます。
返済回数を返済シミュレーションで計算
では、実際に楽天カードのリボ払いで商品を購入した場合どれくらいの手数料になるのか、楽天カードのリボ払いシミュレーションで試算してみます。
以下は10万円の商品を楽天カードで決済し、毎月2万円をリボ払いで返済したときのシミュレーションです。
回数 | 元金 | 手数料 | 支払い後残高 |
1 | 2万円 | 1,250円 | 8万円 |
2 | 2万円 | 1,000円 | 6万円 |
3 | 2万円 | 750円 | 4万円 |
4 | 2万円 | 500円 | 2万円 |
5 | 2万円 | 250円 | 0円 |
上記のとおり10万円の買い物で3,750円の手数料がかかってきます。
ただ、月ごとの利用手数料は微々たるものなので、賢く利用すれば金利負担はそれほど気にする必要はないでしょう。
※楽天カードのリボ払い返済シミュレーションはこちらからできます。
楽天カードのリボ払いの返済方法
リボ払いをしている時に急な臨時収入などがあり「手数料がもったいないのでいますぐ一括返済したい」というケースもあると思います。
楽天カードでは、以下の方法で一括返済が可能です。
リボ残高を一括返済する方法
楽天カードのリボ払いでは「おまとめ払い」での一括返済が可能ですが、毎月の支払い日を待たずとも「銀行振込みで返済する」という方法もあります。
振り込み先については利用者によって口座が変わるので、事前に楽天カードのコンタクトセンターに確認するようにしましょう。
なお、銀行振込みで一括返済をする場合は、以下の点に注意する必要があります。
銀行振り込みで返済の注意点
- 利用する銀行によっては、振り込み手数料が別途必要
- 通常の分割手数料とは別に手数料が取られる
分割手数料と別にかかる手数料については、楽天カードの規約に説明があります。
ただ、明確な計算式などは公式サイトには掲載されてないので、実際にかかる手数料は事前に確認がおすすめです。
<楽天カード規約抜粋※早期返済について>
第33条(早期完済の場合の特約)
会員は、当初の契約のとおりに分割払を履行している場合には、約定支払期間の中途で残金全額を一括して支払ったときは早期完済をすることもできます。
この場合の支払金額は下記計算式により算出した金額とします。
未払分割支払金合計 – 期限未到来の分割払手数料 + 早期完済手数料。
(中略)また早期完済手数料は、期限未到来の分割払手数料に対し、10%を超えない範囲の当社所定の割合を乗じた金額とします。
参照:楽天カード会員規約
以上、楽天カードのリボ払いと返済方法でした。
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(参照:楽天カードのリボ払いと返済方法)
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楽天カード

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