楽天カードと楽天ゴールドカードはどっちが良い?
楽天カードは、国内で最も利用されているクレジットカードの1つで、圧倒的な人気があります。
それを裏付ける証拠に楽天カードは14年連続で顧客満足度1位になりました。公的機関のJCSI発表なので間違いありません。
楽天カードは色々と種類がありますが、その中でも人気が高いが「楽天カード」と「楽天ゴールドカード」です。
今回は、2枚のカードを徹底比較して、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。どちらのカードにしようか悩んでいる人は、是非参考にしてみて下さい。
比較
基本スペック
まずは、楽天カードと楽天ゴールドカードの基本スペックを比較してみます。
項目 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
申し込み資格 | 18歳以上 | 20歳以上 |
年会費 | 永年無料 | 2,200円(税込) |
家族カード | 無料 | 550円(税込) |
国際ブランド | Visa、Master、JCB、アメックス | Visa、Master、JCB |
利用限度額 | 最高100万円 | 最高200万円 |
ETCカード | 550円(税込) | 無料 |
楽天Edy機能 | 発行手数料330円(税込) | 無料付帯 |
お誕生月サービス | ― | ポイント+1倍 |
投信積立のポイント進呈率 | 0.5% | 0.75% |
国内空港ラウンジ | ― | 年間2回まで無料 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
国内旅行傷害保険 | ― | ― |
楽天カードと楽天ゴールドカードは、ポイントの基本還元率は同じ1%で、海外旅行傷害保険も最高2,000万円と補償額も同じです。
1番の違いは空港ラウンジが無料で使えるかどうかで、あとはETCカードの年会費が無料だったり細かい所で違いがあります。
ポイント還元率
次にポイント還元率で比較してみます。
楽天カードと楽天ゴールドカードの基本還元率はどちらも同じ1%で、楽天市場での基本還元率も3%と同じです。
項目 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
基本還元率 | 100円につき1ポイント (還元率1%) |
100円につき1ポイント (還元率1%) |
還元率 (楽天市場) |
100円につき3ポイント (還元率3%) |
100円につき3ポイント (還元率3%) |
誕生月のポイント還元 | – | 楽天市場で+1倍 |
楽天トラベル予約時の 事前決済特典 |
ポイント2.5倍 | ポイント3倍 |
ゴールドカードになるとポイントが貯まりやすいイメージがありますが、残念ながら楽天市場の還元率も一緒です。
ただ、楽天ゴールドカードには、誕生月に楽天市場・楽天ブックスを利用すると、ポイントが+1倍貯まる誕生日特典があり、楽天トラベルの予約でもポイントが3倍貯まります。
役に立つ記事
海外旅行保険の中身は同じ
ゴールドカードと言うと付帯保険が手厚いイメージがありますが、楽天カードと楽天ゴールドカードの補償内容は同じです。
両カードとも利用付帯で、最高2,000万円まで補償されます。年会費無料の楽天カードからすると十分ですが、楽天ゴールドカードからすると少し物足りないのが本音です。
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円(免責金額3,000 円) |
どちらも国内旅行傷害保険は付帯せず、海外旅行傷害保険のみ補償されます。
楽天ゴールドカードだけにある特典
国内空港ラウンジが年2回まで無料
楽天ゴールドカードを作る最大のメリットは、国内主要空港+ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを、年2回まで無料で利用出来る点です。
一般的には、年会費1万円以上のゴールドカードに付帯するサービスですが、楽天ゴールドカードなら2,200円(税込)で利用出来ます。
3回目以降の利用は、各ラウンジの一般料金がかかるので、飛行機の利用頻度が年に1~2回の人におすすめです。
同伴者の利用は有料ですが、家族会員も利用出来ます。
役に立つ記事
誕生月は楽天市場と楽天ブックスでポイント4倍
誕生月に、楽天市場・楽天ブックスでの買い物を楽天ゴールドカードで支払うと、通常ポイントとは別に、100円につき1ポイント(還元率1%)が付与されます。
基本のポイント還元率は楽天カードと同じでも、誕生月特典があるのは楽天ゴールドカードならではのサービスです。
ポイント内訳 | 還元率 | ポイントの種類 |
楽天会員 | 100円=1ポイント (還元率1%) |
通常ポイント |
楽天カード (SPU通常分) | ||
楽天カード(SPU特典分) | 期間限定ポイント (上限1,000P) |
|
誕生月ボーナス | 通常ポイント (上限2,000P) |
ボーナスポイントは、2,000ポイント/月が上限で、付与されるポイントの種類は通常ポイントになります。
役に立つ記事
ETCカードの年会費無料
楽天ゴールドカードがあれば、楽天ETCカードを無料で発行出来ます。
楽天カードだと年会費550円(税込)かかるので、高速道路の利用頻度が高い人にメリットが大きいです。
また、楽天ETCカードは、高速道路の通行料100円につき1ポイント(還元率1%)が貯まるので、効率よくポイントを貯められます。
役に立つ記事
紙の明細書が無料
カードの利用明細内容は、会員サービス「楽天e-NAVI」からチェック出来ますが、紙の明細書で保管したい人もいると思います。
楽天ゴールドカード会員なら、郵送で送られて来る紙の明細書を無料で発行出来ます。
通常だと、発行費用として毎月132円(税込)がかかるので、紙で管理したい人にメリットが大きいです。
まとめ
空港ラウンジを利用するなら楽天ゴールドカード
年会費無料の楽天カードに対して、楽天ゴールドカードは2,200円(税込)の年会費がかかります。
年会費は絶対に無料がいい!という人からすると高く感じますが、一般的なゴールドカードと比べると2,200円(税込)は破格の安さです。
楽天ゴールドカードが向いてる人
- 年に1~2回国内空港ラウンジを利用する
- ETCカードを無料で使いたい
- 楽天Edy機能を無料で付けたい
- 利用額が最高100万円では足りない
- 手軽なゴールドカードを持ってみたい
楽天ゴールドカードのメリットは、国内空港ラウンジが年2回無料で利用出来る事です。
ETCカードも無料で発行でき、楽天Edy機能も無料で付けられます。
また、ゴールドカードなら利用限度額が最高200万円にアップするので、カードを利用頻度が多い人は安心です。
ただし、楽天ゴールドカードでは、国際ブランドにアメックスが無いため、アメックスが良いという人は楽天カードを選びましょう。
以上、楽天カードと楽天ゴールドカードはどっちが良い?でした。
このサイトはリンクフリーです。
リンクをしてくれる方は下記のような感じでお願いいたします。ありがとうございます。
楽天カードの関連記事と最新コラム
楽天カードの情報まとめ
今回、ユーザー目線で興味のあるカード情報や専門的な解説も踏まえ、楽天カードのコラムを以下にまとめました。
ポイントの貯め方・使い方
カードの利用
カードの支払い・再発行・解約
その他
このコラムにおすすめのカード
楽天カード
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
無料 | 1% | 550円(税込) |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
楽天ゴールドカード
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
2,200円(税込) | 1% | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
執筆者プロフィール
-
クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。
今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。
クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。
最新の投稿
- クレジットカードコラム2024/12/18「楽天ラクマ Christmas Brand Days」がスタート。最大30%のポイント
- クレジットカードコラム2024/12/12都内の対象店舗でQRコード決済をすると最大10%還元
- クレジットカードコラム2024/12/09d払いタッチで2,000万ポイント山分けキャンペーン
- クレジットカードコラム2024/12/04メルペイが「買い物サイト」経由でポイントが貯まる新サービスを開始