アメックスのプロパーカードと提携カードの違いのまとめ

アメックスは国内で約50種類のクレジットカードを発行しています。こんなに種類があれば迷ってしまいますが、実はアメックスは2つに大別できます。
アメックスは大きく分けると2種類
- アメックス自社で発行するプロパーカード
- 複数の業種の会社が発行する提携カード
今回、アメックスの種類を簡単にまとめました。
幻のブラックカードを含むプロパーカード一覧
アメックスのプロパーカードは現在9種類あります。いわゆるアメックス本家が発行しているステータスカードといわれるのが、こちらです。
ステータスがある理由は、アメックスが直接入会審査をしているからです。入会条件には一定の属性を設けており、学生や主婦は作れません。
アメックスのプロパーカードは世界共通の券面デザインで、ステータスとともに高い信頼性もあります。
ビジネスカード
- アメックス・ビジネス
- アメックス・ビジネス・ゴールド
- アメックス・ビジネス・プラチナ
意外ですが、アメックス・スカイ・トラベラーもプロパーになります。クレジットカード界の最高峰ステータスに君臨するアメックス・センチュリオンさまと同系列なんです。
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アメックス提携カード一覧
アメックスのプロパーカードは「あまりに恐れ多い」という人も少なくありません。あと「属性がちょっと…」と思っている人もいるかもしれません。
そこで登場するのが、アメックスの提携カードです。提携カードって一体なに?という人のために少し解説すると、提携カードは、アメックスが決済機能を提供しているクレジットカードのことをさします。
分かりやすく言うと、セゾンアメックスなどがそれになります。
提携カードはステータスこそありませんが入会条件が非常に柔軟です。学生や主婦でもアメックスを本人名義で持ちたいのなら、入会条件が緩和される提携カードがおすすめです。
本家アメックスよりはサービス内容が若干異なり100%ではありませんが、ほぼ同じサービス内容を満たします。
流通系
- ペルソナSTACIA アメックス
- セゾンパール・アメックス
- セゾンブルー・アメックス
- セゾンゴールド・アメックス
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
- ウォルマートカード セゾン・アメックス
- ヤマダLABI ANAマイレージクラブ
ホテル系
- SPGアメックス
- ザ・ペニンシュラ東京との提携によるアメックス・ゴールド
銀行系
- MUFGカード・イニシャル・アメックス(学生用と一般用の2種類)
- MUFGカード・ゴールド・アメックス
- MUFGカード・プラチナ・アメックス
タイプ別におすすめのアメックス・カードを紹介
アメックスが欲しいけど、カードがたくさんあって絞り切れない、という人もいるかと思います。そこで、タイプ別におすすめできるカードを紹介します。
メインカードをアメックスにしたい人
プロパーカードでアメックス・グリーンがおすすめです。正社員で勤務歴が3年以上あればアメックス・ゴールドの審査に通る可能性が高いです。アメックス・ゴールドも昔よりやさしくなりました。
アメックス・グリーンを持つ意味は、将来的にはアメックス・プラチナなどのステップアップです。
出張などで航空機によく乗る人
マイルを貯めたい人なら「アメックス・スカイ・トラベラー」がオススメです。
空港ラウンジは同伴者1名まで無料で、提携している26社の対象航空会社で航空券やツアー代金を支払うとポイントが3倍になります(100円=3ポイント)。
また、このカードは、ポイントの有効期限が無期限というのも特徴です。
個人事業主・自営業者
個人事業主・自営業者の場合は、アメックス・ゴールドかアメックス・ビジネス系カードが有力候補です。
アメックスの場合、フリーランスや個人事業主に対して積極的に入会アプローチをしています。
提携カードでなら、年会費が20,000円(税別)と格安のセゾンカード・プラチナ・アメックスがおすすめです。このカードは限度額もかなりいけますし、プライオリティ・パスが無料で付帯します。
学生や主婦
アメックスで唯一大学生ら学生専用に発行しているのがMUFGカード・イニシャル・アメックスです。
また、セゾンパール・アメックスは学生や主婦も審査に通りやすいのが特徴です。
各アメックスカードごとのサービス内容のまとめ


アメックスの最適な1枚を見つける方法とは
プロパー、提携カードを問わず、各自のライフスタイルに合うアメックスを選ぶことが重要です。
例えば、海外旅行や出張にあまり行かないのなら、空港での手荷物無料宅配サービスは必要ありません。そうすると1万円以上の年会費を払うのがもったくなります。空港ラウンジの利用も必要がありません。
対象的に提携カードのセゾン系のアメックスの方が使い勝手があります。いくら属性が高くても、カードは使わなければメリットを存分に生かせません。
自分に合うカードにする
- 海外に行く機会が多い→アメックスプロパーカード
- デパートなどで使いたい→アメックス提携カード
自分の属性を考えて、最も上位のカードを選択するのは間違いで、利用頻度や利用状況を考えて選択しなければ、年会費を払うためだけのカードになってしまいます。
アメックスのプロパーカードで最も年会費が安いアメックス・スカイ・トラベラーでも10,000円(税別)です。JCBや三井住友のゴールドカードと同額で、付帯サービスを利用しなければ年会費分を損するだけになります。
ステータスのために保有するのも理由として考えられますが、実用面とあまりにかけはなれていれば再考すべきです。
以上、アメックスのプロパーカードと提携カードの違いのまとめでした。
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(参照:アメックスのプロパーカードと提携カードの違いのまとめ)
このコラムにおすすめのカード
アメックス・グリーン

年会費 | 12,000円(税別) |
---|---|
還元率 | 0.5% |
ETC | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 空港ラウンジ
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