PayPayとは?ペイペイのメリットとデメリット

クレジットカードはどれがいい?カードで失敗したくない人におすすめ
最近は、急速にキャッシュレス化が進んでいて、PayPay・LINEペイとか楽天ペイ、メルペイとかペイだらけになっています。
前回のPayPayの100億円キャンペーンに乗り遅れた人も含めて、今回、PayPayのメリットとデメリット分かりやすくを簡単に解説します。
PayPayってなに?


PayPayは簡単に支払いができるアプリ
PayPayは、ソフトバンクとヤフーの共同出資会社した「PayPay株式会社」が提供するQRコード決済サービスの事をいいます。
平たくいうとコンビニなどの支払いに、スマホ決済が出来るという事です。
PayPayのメリット
小銭を出さなくていい
レジでの会計がスムーズというのが最大の特徴です。すべての作業は2~3秒くらいで終わります。
PayPayでの支払い手順
- 「PayPayで払います」とレジで言う
- アプリを立ち上げる
- 店員さんにバーコードを読み取ってもらう
- 完了!
アプリを立ち上げると、このような状態になります。このバーコードの部分を店員さんに読み取ってもらえば完了です。
支払い時にアプリを立ち上げるのが面倒だと思う人もいると思いますが、慣れてくるとレジに並んでいる時にアプリを立ち上げておくとサクっと支払いが終わるので、現金で支払うよりは確実に速いです。
そのうち、こーなります
- 前もってアプリを起動してレジで待つ
- 「PayPayで」とレジでいう
- 店員さんにバーコードを読み取ってもらう
- 完了!
これで気持ち1秒は速くなります。
PayPayで払うと1.5%の還元がある
PayPayで支払うと、利用特典として1.5%のPayPayボーナスがもらえます。このボーナスは翌月20日前後に反映されます。
PayPayには3つの支払い方法がありますが、PayPay残高かヤフーカードで支払った場合のみ1.5%獲得出来ます。
支払い方法と利用特典の付与率
- PayPay残高…1.5%
- ヤフーカード払い…1.5%
- その他クレジットカード…なし
ヤフーカードじゃない他のクレジットカードで支払った場合は利用特典が貰えないので、PayPayを使うならPayPay残高で払うかヤフーカード決済がお得です。
PayPayのダウンロードはこちらから出来ます
楽天市場では楽天カード。Yahooならヤフーカードを使うのがお得
全国で使える店が拡大中
ここ数ヶ月でPayPayが使える店が急増しています。普段から使える所で、有名なところをピックアップしました。
カテゴリ | 店舗名 |
コンビニ | ローソン |
ローソン100 | |
ファミリーマート | |
セブンイレブン | |
セイコーマート | |
ドラッグストア | ウェルシア |
ココカラファイン | |
マツモトキヨシ | |
サンドラッグ | |
コクミン | |
飲食 | 松屋 |
牛角 | |
吉野屋 | |
笑笑 | |
魚民 | |
ピザーラ | |
かっぱ寿司 | |
家電 | エディオン |
ヤマダ電機 | |
コジマ | |
ジョーシン | |
ビックカメラ |
コンビニだとローソン、ファミマ、セブンと3大コンビニを制覇してるのでかなり便利です。
PayPayのデメリット
利用額に上限がある
PayPayは、1日に使える利用金額と1ヶ月間の上限金額が設定されてます。残高があるからと言っていくらでも支払えるわけじゃないんです。
項目 | 過去24時間 | 過去30日間 |
PayPay残高 | 50万円 | 200万円 |
青いバッジがついている + 本人認証設定済みクレジットカード |
25万円 | 25万円 |
本人認証設定済みクレジットカード | 2万円 | 5万円 |
本人認証未設定クレジットカード | 5,000円 | 5,000円 |
残高で払う場合とクレカで払う場合とでは、かなり使える金額に差があります。
本人認証をしてないクレカ払いだとたった5,000円しか使えないので、利用額アップの為にも登録しているクレジットカードの本人認証は済ませておきましょう。
PayPayのクレジットカード払い
PayPayでクレカ払いをするメリット
PayPayでは、あらかじめチャージをする必要のないクレジットカード払いも出来ます。
PayPayにクレジットカードを紐付ける事で、スマホを使ってクレジットカード決済が出来るというサービスです。PayPay経由のクレカ払いのメリットは色々あります。
PayPayクレカ払いのメリット
- チャージしなくていい
- スマホでクレカ払いが出来る
- 現金とPayPayしか使えない店で実質のクレカ払いが出来る
チャージする必要がなくスマホでクレジット払いが出来るのが最大のメリットです。
使えるクレジットカードはヤフーカードだけだと勘違いしてる人も多いですが、残高にチャージ出来るのがヤフーカードなだけで、PayPayクレカ払いはVISA・MasterCardブランドならどれでもOKです。
PayPayクレカ払いが出来る対象クレジットカード
- VISA
- MasterCard
- JCB(ヤフーカードのみ)
普通に三井住友カードなどでも支払えます。JCBブランドだけヤフーカードしか使えないので、高還元率で人気のJCB CARD WはPayPayのクレカ払いは出来ません。
PayPayの使い方
PayPayと言えばあらかじめチャージした分だけ買い物が出来る、といった前払いイメージが強いですが、実はPayPayでは後払いのクレジットカード決済も出来ます。
PayPayの支払い方法
- PayPay残高から支払う…あらかじめチャージが必要
- PayPayクレジット払い…チャージの必要がない後払い
まずはチャージして払うPayPay残高払いについて詳しく紹介していきます。
PayPay残高へのチャージ方法
PayPayは前払いの決済方法なので、あらかじめ使う分のお金をチャージしておかないと買い物が出来ません。
その為、PayPayを利用する場合はチャージの支払い方法を選ぶ必要がありますが、どのようなチャージ方法があるのか見てみます。
選べるチャージ方法
- 銀行口座
- ヤフーカード
- ヤフオク!の売上金
- PayPayフリマの売上金
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- 現金(セブン銀行ATMの利用)
この中でも特にPayPayを使ってる人は、ヤフーカードや銀行口座からチャージしてる人が多いです。正直現金を使ってATMにわざわざ行くチャージ方法は面倒なのでオススメしません。
チャージ方法 | 支払い方法 | オートチャージ |
ヤフーカード | カードに請求 | ○ |
銀行口座 | 口座振替 | ○ |
ヤフオク!売上金 | ヤフオク!の売上金 | × |
PayPayフリマ売上金 | PayPayフリマの売上金 | × |
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い | 携帯料金と合算 | × |
現金(セブン銀行ATMの利用) | 現金 | × |
ヤフーカードと銀行口座の場合はオートチャージが可能なので、めちゃくちゃ楽です。
クレジットカードから直接PayPay残高にチャージ出来るのはヤフーカードだけで、さらにヤフーカードは年会費や維持費が全て無料という事もありPayPayを利用する為に発行するのも全然アリです。
銀行口座からのチャージはどの銀行からでもOKという訳ではなく、限られてます。現在60以上の金融機関に対応してますが、大手の三菱UFJ銀行が対象外なのは残念です。
都市銀行&ゆうちょ
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
ネット銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
ジャパンネット銀行はヤフーの傘下という事もあり、PayPayとジャパンネット銀行の相互残高の移動はいつでも無料で出来ます。
ポイントの有効期限が無制限のクレジットカードのまとめ
PayPay残高の種類
PayPay残高には4種類もあり、それぞれ有効期限や使える機能が違います。
種類 | 特徴 | 有効期限 |
PayPayマネー | 本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATM、 ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用して PayPay残高にチャージした残高 |
無期限 |
PayPayマネーライト | ヤフーカードや ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いから チャージした残高 |
|
PayPayボーナス | 特典やキャンペーンで貰える残高 | |
PayPayボーナスライト | 特典やキャンペーンで貰える残高 | 60日間 |
自分でチャージするものはPayPayマネーとPayPayマネーライトで、特典で貰えるのがPayPayボーナスとPayPayボーナスライトです。
PayPayボーナスライトだけ60日間の有効期限があるので、失効しないように気をつけましょう。
残高不足の場合はどうなるのか?
例えば、PayPayで500円の商品をコンビニで購入しようと思ったらPayPay残高が400円分しか無かった場合。
残りの100円を現金で払おうと思ってもエラーが出るので決済は出来ません。あくまで残高以内じゃないと買い物は出来ないようになってます。
残高不足の場合
- 基本的に現金とpaypayを組み合わせて決済出来ない
特にコンビニなどのPOSレジだと現金とPayPayの併用は100%出来ません。ただまれに読み取りタイプのQR決済だと、現金とPayPayを分割決済してくれる店舗もあるみたいですが、店側がOKと言ってくれない限り難しいです。
paypayをダウンロードしたら貰える500円分の残高を持ってる人も多いと思いますが、500円を超える買い物をする場合はチャージをしないと買い物出来ないので注意が必要です。
チャージ金額は上限がある
PayPayはチャージすればいくらでも使える、といった訳ではなくチャージ金額に上限があります。1日にどれだけチャージ出来るか見てみましょう。
チャージ方法 | 過去24時間 | 過去30日間 |
青いバッジがついている + 本人認証設定済みヤフーカード |
25万円 | 25万円 |
本人認証設定済みヤフーカード | 2万円 | 5万円 |
銀行口座 | 50万円 | 200万円 |
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 | 50万円 | 200万円 |
銀行口座やヤフオク・PayPayフリマからのチャージだと1日で最大50万円チャージ可能です。
ヤフーカードのチャージ出来る上限は1日25万円なので、あまり高額な買い物は出来ません。
クレジットカード払いをするのと何が違うのか?
PayPayのクレジットカード払いって、普通にクレジットカード払いをするのと何が違うのか?
これは単純に、レジでスマホを出すかクレカを出すかの違いで引き落としも全く同じで翌月に銀行口座引き落としです。
決済の流れ
- PayPay残高払い:あらかじめチャージする→商品購入
- PayPayのクレカ払い:商品購入→翌月銀行口座引き落とし
- クレジットカード払い:商品購入→翌月銀行口座引き落とし
PayPayクレカ払いのデメリット
PayPayクレカ払いは、わざわざ財布を出さずにスマホ1つでカード払いが出来る便利さなどメリットも多くありますが、反対にデメリットもあります。
デメリット
- PayPayの基本還元が受けれない
- 1日2万円までしか使えない
2019年9月30日まではクレカ払いでも0.5%のが付与されていたんですが、10月1日から還元自体無くなってしまいました。これはかなりの改悪です。
支払い方法 | 9月30日までの付与率 | 10月1日からの付与率 |
PayPay残高 | 3% | 1.5% |
ヤフーカード | ||
ヤフーカード以外のクレジットカード | 0.5% | 対象外 |
PayPayでクレカ払いをしたところでなんの恩恵もありません。
クレカそのもののポイント還元は受けれるので、例えばイオンカードで払ってる人はイオンカードのポイントは付くけどPayPayの還元は0ですよ、と言う事です。
正直ポイントを貯める事に力を入れてる人にはPayPay経由のクレカ払いは全くオススメ出来ません。
チャージが面倒くさい、スマホでクレカ払いがしたいといった人向けの決済方法です。
ヤフーカードがすごい理由
便利な機能
支払い方法は決済時に変更できる
PayPayの決済方法は1度設定したら変更は大変なのか?と思ってしまいますが、実は決済時にその場で支払い方法の変更が出来ます。しかも一瞬なので後ろの人を待たせる事もないです。
もちろんあらかじめ支払い方法を登録しておく必要がありますが、こんな時に便利です。
- 今日は残高の範囲内で払いたい
- あとでクレカ払いしよう
- 昨日VISAで払ったけど今日はMasterCardで払おう
と言ったように、コロコロ変更出来るのもPayPayのいい所です。
まず、支払うボタンを押すとバーコードが出てきて画面が明るくなります。その後、上記画像の「支払い方法」をタップすれば登録された決済方法が並んでるので、好きなものを選べばOKです。
ちなみに、カードをよく使う人でクレジットの利用可能金額をオーバーしている場合はPayPayで決済出来ないので注意しましょう。
わりかん機能、ポイント還元が受けれるのは支払い者のみ
PayPayにはわりかん機能があります。
飲み会などの支払いで、1円単位で均等に割り勘が出来るので便利です。
いわゆる幹事(支払い者)がメンバーにPayPayを通じて値段を教えて、参加者が送金してまとめて幹事が支払う流れです。
PayPay登録をしてないメンバーがいると若干登録などで手間がかかりますが、PayPayを普段から使ってる人なら案外スムーズに割り勘できます。
割り勘機能のデメリット
PayPayと言えばポイント還元が売りですが、残念ながらこの割り勘機能はポイント還元が受けれるのは支払い者だけなんです。
幹事だけがポイント還元を受けれるのはちょっと不公平ですよね。あまりそういった事にこだわらない人達ならオススメです。
まとめ
これからPayPayを使う人へ
キャッシュレス元年といわれる今、いろいろなQR決済がありますしこれからまだ出てくると思います。正直なところ、クレジットカードがあればQRコード決済はそれほど必要と思いません。
アップルペイで支払う方が早いからです。
iPhoneの場合パスワード解除をしなくてもホームボタンをダブルクリックすると、決済画面になります。この方が早いんですよね。
ただ、QRコード決済の場合は新規客が欲しいために大きいキャンペーンをしています。20%還元とか旨みもあります。
これを利用しない手はありませんので、こういう時だけ参加してあとはチョロチョロ使うという感じがお得とは思います。
以上、PayPayとは?ペイペイのメリットとデメリットのまとめでした。
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