JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードのおすすめポイント

特徴と年会費

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは、ダイナース版のJALカードで、見た目はシルバーですがゴールドカードです。

年会費は30,800円(税込)、家族カードは9,900円(税込)がかかります。

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは、ショッピングマイルが2倍たまる｢ショッピングマイル・プレミアム｣が無料で付いています。

通常200円につき1マイルのところ、100円につき1マイル(還元率1％)貯まるので、単純に一般カードよりもマイルが貯まりやすいです。

世界各国の空港ラウンジが家族会員も無料で利用でき、レストランのコースメニューが1名分無料になるエグゼクティブ ダイニングなど、プラチナ級の特典が充実しています。

JALダイナースカードCLUB-Aゴールドの特典

空港ラウンジは家族会員も無料

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードがあれば、国内・海外約1,500ヵ所以上ある空港ラウンジを、本会員と家族会員は無料で利用できます。

海外空港ラウンジは年間10回までは無料で利用でき、11回目以降は1回につき3,500円(税込)が必要です。

国内ラウンジは利用回数制限が無いので、国内をよく飛び回る人にも向いてます。

エグゼクティブ ダイニング

レストランの所定コースメニューを2名以上で利用した場合、1名分のコース料理が無料になります。

こういったグルメ系のサービスは、プラチナカードやブラックカードによくありますが、年会費も30,800円(税込)で利用出来るのはコスパ抜群です。

グループ特別プラン対象店なら6名以上で2名分の料金が無料になるので、会食や接待にも重宝します。

1店舗あたりの利用は、1家族1回までです。

ビジネスクラス専用チェックインカウンターが利用出来る

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード会員は、国際線を利用する際に、ビジネスクラスのチェックインカウンターが使えます。

エコノミークラスや特典航空券でJAL国際線に搭乗する場合でも利用出来るがメリットです。

Apple Pay登録後に、モバイル端末上で表示されるスマホ画像でのカード提示はサービスの対象外となります。

必ずJALカード(プラスチックカード)を提示しましょう。

国際線の手荷物優待宅配サービス

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード会員は、国際線の手荷物空港宅配サービスを、年間2個まで無料で利用出来ます。

帰国時のみのサービスで、出張や旅行後の重たいスーツケースを、対象空港から自宅・勤務先などの指定場所へと運んでくれるサービスです。

手荷物数の上限は年間2個までですが、1度に2個の利用も出来ます。

マイルの貯め方

基本還元率は1％

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードを利用すると、100円につき1ポイント(還元率1％)のショッピングマイルが貯まります。

一般カードの場合は基本還元率が200円につき1マイル(還元率0.5％)の為、倍のスピードでマイルが貯めれるのがメリットです。

光熱費などの固定費でも貯まるので、生活費をJALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードに集約すると、飛行機に乗らなくてもお得にマイルが貯まります。

JALマイルの有効期限は、搭乗日またはカード利用日の36カ月後の月末までです。

つまり、マイルを獲得した日から3年以内に使用しないと、JALマイルは失効します。

※家族会員のショッピングマイルは、本会員のマイル口座に積算されます。

JALカード特約店でマイルが2倍

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは、基本還元率が1％にアップする｢ショッピングマイル・プレミアム｣が無料で付いています。

その為、街やネットでいつでも還元率1％のマイルが貯まりますが、イオンやファミリーマートなどのJALカード特約店で利用すると、100円につき2マイル(還元率2％)が貯まります。

一般カードだと年会費に4,950円(税込)をプラスしてショッピングマイル・プレミアムに入会する必要がありますが、JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードなら無料です。

カード決済が条件なので、JALカードを紐づけたApple Payやクイックペイ、スマホ決済での利用分はマイル2倍の対象外となります。

JALカード特約店は、公式サイトのJALマイレージパークや、JALカードアプリの位置情報から探せます。

JAL Mallで還元率最大3％

JALの公式総合ショッピングモール｢JAL Mall｣の買い物をJALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードで支払うと、100円につき1マイル(還元率1％)のJMBマイル＋100円につき2マイル(還元率2％)のショッピングマイルが貯まります。

貯まったマイルは、1,000マイル=1,000JALお買いものポイント(1,000円相当)に交換して、1ポイント1円からJAL Mallで使えます。

飛行機に乗ってマイルを貯める

JMBマイル積算対象運賃でJALグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて、下記のボーナスマイルが貯まります。

家族会員も対象です。

フライトマイルは、区間マイル×利用運賃のマイル積算率となる為、飛行距離が長ければ長いほどマイル数が多くなります。

さらに、カード年会費に2,200円(税込)をプラスして｢JALカード ツアープレミアム｣に登録すると、対象割引運賃のJALグループ便に搭乗で、区間マイルの100％マイルが貯まります。

通常50％〜75％しかマイルが貯まらない運賃でも、ツアープレミアムに登録すれば100％です。

年会費2,200円(税込)がかかるので、飛行機の利用頻度が年に1～2回程度の人はあまり向いてません。

マイルの使い方

マイルを使って飛行機に乗る

マイルの交換先で1番おすすめなのが、特典航空券です。

交換できる特典航空券は、JAL国内線、JAL国際線、提携航空会社の3種類です。

国内線は片道4,000マイルから、国際線は片道7,500マイルから交換出来ます。

JMB提携航空会社特典航空券は、提携ワンワールド アライアンス加盟航空会社を中心に多くの提携社の航空券にも交換出来ます。

特典交換に必要なマイル数は、路線や日程、空席状況に応じて変動する為、どのくらいのマイルでどこまで行けるのか？東京発の必要マイルと行き先をまとめてみました。

座席をアップグレードする

予約した座席をアップグレードしたい時に、JALマイルが使えます。

アップグレードはJAL国際線のみ対象で、国内線は利用出来ません。

必要マイル数は区間や座席の種類によって変わります。

例えば、東京⇔ソウル間の場合、往復24,000マイルでエコノミーからビジネスクラスへ変更出来ます。

航空券やツアー購入に使えるクーポンと交換する

カードで貯めたマイルは、航空券やツアー購入に使える電子クーポンと交換出来ます。

e JALポイントは国内線・国際線の航空券購入に利用でき、JALクーポンはJALグループの航空券・ツアー購入や機内販売・ホテルの支払いに使えます。

｢JALクーポン｣は紙のクーポン券で、申し込み後1週間くらいで登録住所に届きます。

電子マネーやポイントと交換する

JALマイルは、提携ポイントや電子マネー、ギフトカードと交換出来ます。

※交換レートは、時期によって変動する場合があります。

JAL Payにチャージして使う

JAL Payは、年会費無料でJALマイレージバンクアプリ(JMBアプリ)から利用出来る、JALのスマホ決済サービスです。

カードで貯めたマイルは、JAL Payポイントに即時交換ができ、交換したポイントでスーパーやコンビニなどのJAL Pay加盟店で利用出来ます。

マイルチャージは、JAL WebサイトまたはJMBアプリから出来ますが、JAL NEOBANK口座を持っている場合、アプリからの交換で通常よりも高いレートで交換出来ます。

JALカードの年会費をマイルで払う

カードで貯めたマイルを使って、JALカードの年会費を支払えます。

CLUB-Aカード以上のサービスなので、普通カードは対象外です。

特典交換したマイルは、一度｢JALカードポイント｣に交換され、その後自動的に充当されますが、申し込みは毎年必要です。

ただし、特典航空券に交換した場合のマイルの価値と比べると1マイルの価値が低いので、凄いお得という訳ではありません。

旅行に行く時間がない時や、有効期限の切れそうなマイルの使い道として便利に使えます。

JALカードの共通サービス

JALカードの共通の特典のまとめ

すべてのJALカードに共通する割引や特典をまとめました。

普通カードからプレミアカードまですべて共通です。詳しくはこちらに書いております。

保険・その他

海外・国内旅行保険は最高1億円

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは、最高1億円の国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が付いています。

国内・海外両方とも、自動付帯分が最高5,000万円＋利用付帯分が最高5,000万円の合計額です。

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドのデメリット

海外空港ラウンジ無料は年10回まで

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは、国内外の空港ラウンジを無料で利用でき、レストランやホテル、空港などの優待も充実しています。

デメリットをあえて挙げるなら、海外の空港ラウンジが年間10回までの利用制限がある点です。

11回目以降は1回につき3,500円(税込)が必要なので、国内より海外によく行く人なら、プライオリティ・パスを発行出来るカードの方がおすすめです。

以上、JAL ダイナースカード CLUB-Aゴールドのメリット・デメリットのまとめでした。

このサイトはリンクフリーです。

リンクをしてくれる方は下記のような感じでお願いいたします。ありがとうございます。

（参照：JAL ダイナースカード CLUB-Aゴールドのメリット・デメリットのまとめ）

執筆者プロフィール

石崎　英司（いしざき　えいじ）

クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。

今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。

クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。

最新の投稿

この執筆者の記事一覧

• 1億人が選んだおすすめクレジットカードランキング2023/08/01JCB CARD W
• ガソリンが安くなるクレジットカード2023/07/28楽天カード
• 年会費無料のカード2023/04/06メルカード
• 年会費無料のカード2022/07/15セブンカード・プラス