クレジットカードのセキュリティ機能は年々向上してますが、それでもクレジットカードの不正利用は後を絶ちません。

もちろんオリコカードも例外ではなく、気を付けないと悪用されることも十分ありえます。

今回は、オリコカードが不正利用されるケースと対策について解説します。

オリコカードの盗難や紛失による不正利用

不正利用の原因や手口

クレジットカードの盗難や詐欺のリスクを未然に防ぐ為には、まず不正利用の原因や手口を把握する事が大切です。

「自分は大丈夫」と安心している人は要注意です。普段の何気ない生活にこそ不正利用されるリスクは多く潜んでいます。

飲食店のイスや壁に上着をかける人も多いと思いますが、食事をしている間に、上着ごとスリに遭ってしまうケースもあります。

出来るだけ上着も目に見える所に置き、財布などの貴重品は肌身離さず持っておく事がおすすめです。

また、車をよく利用する人はETCカードの取り忘れに気をつけましょう。

車上荒らしの件数は年々減少傾向にあるとはいえ、車から離れる時は貴重品を持って出るなど対策は必要です。

ただ、イチイチは面倒なので付けたままの人が80％以上はいるかと思いますが（自分もそうです）。

インターネットで情報が漏れるケース

最近増えているのが、ウェブサイトを通じたフィッシング詐欺です。

公式サイトとそっくりなウェブサイトを作り、偽サイトだと気づかずにカード番号やセキュリティーコードを入力してしまって個人情報が盗まれてしまいます。

偽サイトを見抜く方法はいくつかありますが、代表的なのはURLが公式サイトと同じかチェックする方法です。

以下は、オリコカードの公式サイトで使用されるドメインの一覧です。

オリコカードの公式サイトにアクセスする際は、念のために上記ドメインと同一のサイトに アクセスしているか、確認しましょう。

カード番号とセキュリティーコードを目視で盗まれる

クレジットカード自体が盗まれていなくても、不正利用される事があります。それがカード番号を目視で盗まれるケースです。

ネットショッピングをする場合、以下の4つの情報があれば盗んだクレジットカードでも簡単に買い物が出来ます。

盗難や紛失などでカード番号を盗まれるならまだしも、悪質な例としては決済時に渡したカードを店員が盗み見するといった事例もあります。

フィッシング詐欺よりも身近な犯罪なので、会計時は気を付けないといけません。

実際にあった被害例

不正利用や盗難などの悪質な犯罪は、海外に限った事ではありません。

実際に日本でも、店の会計時にクレジットカード番号など大事な情報が盗まれる事件がありました。

預かったクレカを盗み見　ネット通販で不正利用急増

飲食店の会計の際、客から預かったクレジットカードに記載された情報をこっそりメモし、 インターネット通販で不正に買い物をしていた疑いで、居酒屋店員の男が警視庁に逮捕された。

カードの記載情報だけで決済できるネット通販の手軽さが悪用された形で、同様の被害は近年急増している。

（中略）

捜査の結果、亀有署は8月6日、東京都大田区の居酒屋店員の男（35）を窃盗などの疑いで逮捕した。

署によると、会計時に男性からクレジットカードを預かった際、カード番号や有効期限、裏面に書かれた「セキュリティーコード」と 呼ばれる数字をメモ帳に書き写し、ネット通販で入力して商品を購入していたという。

引用元：日本経済新聞

店員さんを疑うとキリがないですが、今は客側がカードリーダーに差し込むのが多いので少し安心です。

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オリコカードの紛失・盗難保障

オリコカードを不正利用された場合の保障は？

オリコカードには、紛失・盗難保障が付いているので、紛失や盗難があっても安心です。

オリコカードの紛失や盗難が原因で不正利用された場合は、届け出の60日前にさかのぼって発生した損害は補償されます。しかも自動付帯なので加入手続きは要りません。

スキミングやフィッシング詐欺が原因で不正利用された場合も、補償の対象です。

紛失・盗難補償を受ける為の3つの手続き

オリコカードへの連絡

オリコカードの盗難・紛失補償を受けるには、以下の3つの手続きが必要です。

この手続きをしないと補償が受けれないので、オリコカードが見当たらない時は、まずは落ち着いてオリコカードに連絡しましょう。

連絡を受けたオリコカードは早急にカード利用停止手続きをとってくれるので、被害が大きくなる事を防げます。

警察への届け出

オリコカードに連絡をした後は、警察署まで行って遺失届を発行してもらいます。

補償の手続きをする時にこの証明書が必要になるので、被害の有無に関係なく警察署へ行きましょう。

失くした場所や盗まれた場所が分かっている場合は、出来るだけその場所を管轄する警察署や交番に出向いたほうが早期の発見に繋がります。

カード会社への書類の返送

オリコカードに紛失または盗難の連絡をしたら、後日申請書が送られてきます。

申請書の送付を済ませないと補償手続きがされない事もあるので、必要事項を記入して速やかに返送しましょう。

ちなみに、オリコカードの再発行手続きも同時に出来るので、カード発行の手間も省けます。

「暗証番号をカードに記載していた」など、明らかにカード会員の過失があった場合など、補償対象外になるケースもあります。

不正利用の予防策

対策

クレジットカードの不正利用を未然に防ぐためには、以下の3つの対策を徹底しましょう。

例えば、ポータルサイトや有名ブランドのサイトを装って「おめでとうございます！当選です！今から5分以内に手続きを済ませてください」といった内容のメールもよく出回っています。

こういった怪しいメールが来たら、送信元が不審なメールアドレスではないか確認するなど、冷静に対応しましょう。

以上、オリコカードが不正利用されるケースと補償額でした。

このサイトはリンクフリーです。

リンクをしてくれる方は下記のような感じでお願いいたします。ありがとうございます。

（参照：オリコカードが不正利用されるケースと補償額）

オリコカードのコラムのまとめ

ユーザー目線で興味のあるオリコカードのコラム記事を以下にまとめました。

このコラムにおすすめのカード

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会社名	株式会社 アイデアルスマート
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執筆者プロフィール

石崎　英司（いしざき　えいじ）

クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。

今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。

クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。

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