ゴールドカードのメリットとは?

ゴールドカードのメリットとは?

クレジットカードの種類にはゴールドカードがあります。

一般カードよりも上位に位置し、プラチナ・ブラックカードの下位です。ランクでいうとこんな感じです。

クレジットカードのランク

  • 一般カード
  • ゴールドカード
  • プラチナカード
  • ブラックカード

一般カードは年会費が無料だったり、実質無料のものが多いですが、ゴールドカードは完全有料カードです。ただし、例外的に「イオンゴールド」などもあります。イオンゴールドカードは年会費無料のゴールドカードになります。

ゴールドカードも昔に比べると審査も緩くなったので保有しやすくなりましたが、100人のカード保有者に対して12~13人の保有率で、実はわりと少なかったりします。

ただ、昔は「ゴールドカードを持ちたい!」という人が多かったのに比べて、今は不景気に慣れてしまっているせいか、「年会費無料のカードで十分」という時代の流れもあります。若者はより強い傾向があります。

ただ、ゴールドカードには、高い年会費分だけのメリットがあります。

実用面でのゴールドカードのメリット

気になるのは年会費ですが、ゴールドカードでなければ、ライフスタイルに適合しない人たちがいます。

カードの利用に対しての実用的な面でのメリットを重視する形です。典型的な例では、利用限度額の高さが挙げれます。

ゴールドカードと一般カードの限度額の違いを見てみましょう。

  総利用枠 キャッシング
三井住友カード ゴールド(NL) ~200万円 三井住友カード公式サイト参照
三井住友カード(NL) ~100万円 三井住友カード公式サイト参照

上記の例は、三井住友カードの公式ホームページにアップされている限度額です。

例えば、三井住友カード(NL)では、いざという時にビジネスでのトラブルに対応できない場合があります。

他にも取引先のトラブルがあり、急に海外出張するケースもあります。

そういった場合にはゴールドカードは最低限持っておく必要があります。

もちろん、ケースバイケースですが、航空機や宿泊など30万~40万円は最低でもかかります。

既に当月にショッピングなどで使っていれば、一般カードの限度額を超えているかいないか、ドキドキしなくてはいけません。

その点、ゴールドカードなら200万円の限度額があるので余裕が持てます。

家族で海外旅行に行った場合も同様です。全員分のツアー代金をゴールドカードで決済すれば、現地でのショッピングにまだ余裕があります。

一般カードでも、カードデスクへ増枠申請すれば、一時的に限度額は上がりますが、ゴールドカードは、そんな手間をかける必要がありません。

付帯サービスでのゴールドカードのメリット

他にもゴールドカードのメリットは手厚い付帯サービスがあります。

旅行や出張時には、空港の専用ラウンジを無料で利用でき、万が一のときにも付帯保険が充実しているので、手厚い補償が受けれます。

空港の専用ラウンジサービス

  • ラウンジ利用料金が無料
  • ソフトドリンク、酒類(対象外のラウンジもある)、菓子類が無料
  • 新聞や雑誌の閲覧ができる
  • 電源やWi-Hiなどの通信インフラが整備されている
  • シャワー設備のあるラウンジもある(シャワーは有料)
  • コピーやFAX(有料)機能も完備

【付帯保険の充実】

  JCB一般カード JCBゴールド
傷害死亡・後遺傷害 3,000万円 1億円
傷害・疾病治療費 100万円 300万円
賠償責任 2,000万円 1億円
救援者費用 100万円 400万円

1億円の内訳は(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)

ゴールドカードを保有するメリットは、国内28空港の専用ラウンジ(JCBカードなどはハワイ・ホノルル、韓国・仁川でも利用可能)が利用できることです。

出張では報告書の作成など、ラウンジにはビジネスの機能もあるので大変便利です。もちろん、混雑する搭乗ロビーから離れ、ゆったりと休息することもできます。

もう一つ見逃せないメリットは、付帯保険の充実ぶりです。医療費の高額な海外でも、新規に加入する必要がないほどの補償額が魅力です。年会費1万円でこれが付いて来るので、十分な価値があるといえます。

JCBゴールド

満足ポイント 5.0

年会費11,000円(税込)
還元率0.5~5.5% ※1
ETC無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

Amazonで利用すると最大35,000円キャッシュバック

JCBゴールドのメリット

  • 空港ラウンジが無料
  • セブン-イレブンはポイント3倍
  • スタバはポイント10倍
  • 旅行傷害保険は自動付帯で最高1億円

JCBゴールドのデメリット

  • 還元率が0.5%と低い
  • VISAも1枚持っておく必要がある

まとめ

一般的なゴールドカードの年会費は11,000円(税込)以上し、一般カードの5倍相当になります。

しかし、その差額の価値観は、各自のライフスタイルによって大きく変わってきます。

一般カードでも実績を積めば、限度額が150万円前後に上がるケースがあります。付帯サービスは、どんなに実績を重ねても、ゴールドカード並みにはなりません。

ゴールドカードは、あらゆるリスクを想定した場合、一般カードよりも「余裕」を持って対応できるのが、最大のメリットです。

おそらくですが、ゴールドカード保有者は「一般カード」では不安な面が多いために、とりあえず何にでも保険をかけておく。という内面的な安心も買っていると思われます。

以上、ゴールドカードのメリットとは?のまとめでした。

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(参照:ゴールドカードのメリットとは?

このコラムにおすすめのカード

三井住友カード(NL)

満足ポイント 5.0

年会費年会費永年無料
還元率0.5%~7%
ETC550円(税込)
初年度無料
前年1回の利用
で翌年無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

JCB CARD W

満足ポイント 5.0

年会費永年無料
還元率1.0%~5.5%※1
ETC無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

※1 最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

執筆者プロフィール

石崎 英司(いしざき えいじ)
石崎 英司(いしざき えいじ)
クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。

今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。

クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。

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