ANAマイルが1番貯まるカード
今回はANAマイルを貯めるために1番効率が良いカードの話です。
ANAカード以外の普通のクレジットカードでポイントを貯めてANAマイルに移行するのと、最初からANAカードを持つのとでは貯まるマイルにかなりの差が出ます。
結論から言うと、ANAカードの方が貯まります。
ANAマイルを多く貯めるには必ずANAカードが必要になります。
ANAカードと普通のカードでは貯まるマイルがこんなに違う
では、ANAカードと普通のカードではどのくらい違うのかを比較してみます。今回は三井住友カードとセゾンカードを普通カード代表にします。
セゾンカードの貯まり方
セゾンカードインターナショナル
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
無料 | 0.5%~15% | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
セゾンカードのメリット
- 年会費無料
- ポイント有効期限は無期限
- 1,000円ごとに1ポイント
- 1ポイント=3マイルに交換が出来る
セゾンカードだと、1,000円で3マイルが貯まります。
三井住友カード(NL)の貯まり方
三井住友カード(NL)
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
年会費永年無料 | 0.5%~7% | 550円(税込) 初年度無料 前年1回の利用 で翌年無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
三井住友カード(NL)の貯まり方
- 年会費永年無料
- ポイントの最終変動日から1年間(自動延長)
- 200円ごとに1ポイント
- 1ポイント=1マイルに交換が出来る(通常コース)
三井住友カード(NL)なら、1,000円で5マイル貯まります。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
ANA VISA Suicaカードの貯まり方
ANA VISA Suicaカード
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
初年度無料 | 0.5%~2.0% | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
マイ・ペイすリボ登録&利用で3,000円キャッシュバック
ANA VISA Suicaカードの貯まり方
- 年会費2,200円(税込)
- ポイント有効期限は2年間
- 200円ごとに1ポイント
- マイル移行レート(通常コース):1ポイント=1マイル(交換無料)
- マイル移行レート(2倍コース):1ポイント=2マイル(移行手数料6,600円(税込))
VISAの場合、貯まったポイントをマイルに移行するのには「自動方式」と「応募方式」の2つの方式があります。
自動方式は名前の通り、ポイントが貯まるたびに毎月自動でマイルに交換されます。
手数料は無料ですがマイルに交換してしまうとマイル自体の有効期限が3年間と決まっているのでマイルの寿命がどんどん減っていくというデメリットがあります。
応募方式は6,600円(税込)かかりますが、自分のタイミングでマイルに交換が出来るのでANA VISA Suicaカードの場合は有効期限ギリギリの2年間をポイントで持っておいてからマイルに交換するというやり方が出来ます。
しかもそのやり方だと毎年6,600円(税込)を払うのではなく1回だけの交換なので6,600円(税込)ポッキリで済みます。
役に立つ記事
年間に貯まるマイルをシミュレーションしてみる
毎月のカード利用額を5万円と10万円の2つの設定で2年間貯めた場合、マイルがどのくらい貯まるか応募方式で比較をしてみます。
毎月5万円の利用で2年間貯めた場合
カード名 | 2年間で貯まるマイル | 必要経費 |
セゾンカード | 3,600マイル | 0円 |
三井住友カード | 3,600マイル | 0円 |
ANA VISA Suica | 14,000マイル | 6,826円(税込) |
ANA VISA Suicaの場合、入会マイルが1,000マイル、毎年継続マイルが1,000マイルもらえるので、それも含めて14,000マイルにしています。さらに年会費は初年度無料なので2年目の826円(税込)のみでしております。
毎月10万円の利用で2年間貯めた場合
カード名 | 2年間で貯まるマイル | 必要経費 |
セゾンカード | 7,200マイル | 0円 |
三井住友カード | 7,200マイル | 0円 |
ANA VISA Suica | 28,000マイル | 6,826円(税込) |
毎月10万円のカードを利用している人だと、明らかに違うのが分かります。6,826円(税込)がかかりますが、この金額をマイルに直すとたったの20マイル程です。
それなら必要経費を払っててもANAカードを持つ方が断然お得という事になります。
さらに普通カードにはない特典ですがANAカードは飛行機に乗るとマイルがもらえます。羽田→沖縄でエコノミーに乗ると片道で1,000マイルほどになりますので、往復だと2,000マイルもらえる事になります。
役に立つ記事
ANAマイル獲得に最強のクレジットカード
最強カードはANA ワイドゴールドカード
ANAマイル獲得に最強のクレジットカードは「ANA VISAワイドゴールドカード」です。年会費は14,400円(税込)しますがマイ・ペイすリボとWEB明細書サービスの利用で9,550円(税込)になります。
リボ払いに抵抗のある人も多いですが支払額を上限にしておけばOK。
このカードが良い理由は、マイルをSKYコインに交換するときに最大1.6倍になる点です。ANA VISAワイドゴールドカードの交換レートはこのようになります。
交換マイル数 | 交換後コイン数 | 倍数 |
1~9,999マイル | 1~9,999 | 1倍 |
1万マイル | 12,000 | 1.2倍 |
2万マイル | 26,000 | 1.3倍 |
3万マイル | 42,000 | 1.4倍 |
4万マイル | 60,000 | 1.5倍 |
5万マイル~ | 80,000~ | 1.6倍 |
ANA SKYコインとは
ANA独自の電子クーポンで航空券の予約や旅行商品などに使うことが出来ます。
お金と同じ価値で他社のポイントから交換出来たり、貯まったマイルをSKYコインに交換が出来ます。
交換レートは1マイル=1スカイコイン。
その他のメリットは以下の感じです。普通カードのANA VISAワイドカードよりメリットが大きいのも分かります。
ANA VISAワイドゴールドカードの特徴
- 入会マイル2,000マイル
- 毎年継続マイル2,000マイル
- マイル移行手数料の6,600円(税込)が無料
- 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%
- 空港ラウンジが無料
- 国際線はビジネスクラス専用カウンターが使える
- 海外旅行傷害保険は最高1億円(利用付帯)
- 国内旅行は自動付帯で最高5,000万円
マイ・ペイすリボ登録&利用で3,000円キャッシュバック
ANA VISA Suicaカード
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
初年度無料 | 0.5%~2.0% | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
日常生活での効率の良いマイルの貯め方
次に効率の良いマイルの貯め方を書いていきます。
すべての支払いを一本化する
ありきたりだけど1番大事な方法です。メインカードとは別にスーパーで使うのはあのカード、Amazonでの買い物はAmazonカード。などにしていたのを全てANAカードにします。
例えば楽天なら楽天カードが1番メリットがありますが、貯まった楽天ポイントをマイルに交換した時に差が出ます。ANAカードの方が圧倒的に貯まります。メインカードに集中するのは最優先事項になります。
支払いを一本化できるモノ
- 公共料金
- 携帯代
- ネットでの買い物
- 食料品や日常生活品
- プロバイダー料金
- ETCカード
三井住友カードのポイントUPモールを使う
ANAマイレージモールは?と思う人もいるかもしれませんが、ANAモールは買い物をすると自動でマイルが貯まります。悪くはありませんが、これだと直接マイルが貯まるので3年という有効期限の問題が出てきます。
仮にANA VISAワイドゴールドカードだと、三井住友のポイントプログラム「Vポイント」が3年間の有効期限なので、ポイントのまま3年持っておいて、ギリギリの所でマイルに移行すると合計で6年間まで伸びる事になります。
ANA JCBカードの場合はOki Doki ランドでOK。
ANAカードマイルプラスを使う
ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを利用すると、クレジットカード会社のポイントとは別に100円または200円(税込み)=1マイルが貯まるサービスです。
余分にもらえるのでラッキーなのが特長ですが、使える店舗がそれほど無いというのもあります。
食べログのネット予約で来店人数×30マイル
意外に使えるのがこれです。「食べログ」だけではなく「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」「一休レストラン」もマイルが貯まります。
店舗名 | 条件 |
食べログ | ネット予約で来店人数×30マイル |
ぐるなび | ネット予約で来店人数×30マイル |
ホットペッパー | ネット予約で20マイル |
一休レストラン | ネット予約で利用金額200ごとに1マイル |
居酒屋に行くときに予約係をかって出てネットで予約をすればマイルがバンバン貯まります。
月4回飲みに行って毎回4人で飲むとしたら480マイルが無料で手に入ります。
年間だと5,760マイルです。
まとめ
マイルを貯まるのをストレスにならない程度で
支払いを一本化にするだけで貯まるマイルはかなり違います。少しでも多くのマイルを貯めようとやりすぎるとストレスが貯まるので、ある程度の感じにするのをオススメします。
それでも十分貯まります。
以上、ANAマイル獲得に最強のクレジットカードを考えてみる。のまとめでした。
このコラムにおすすめのカード
ANA VISAワイドゴールドカード
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
15,400円(税込) | 0.5% | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
ANA JCBワイドゴールドカード
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
15,400円(税込) | 1.0%~2.0% ※a | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
執筆者プロフィール
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クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。
今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。
クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。
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