人前で出してカッコいいカードを教えてください
クレジットカードを選ぶポイントは、機能性と自己のライフスタイルに適合するか否かです。この2つのポイントを外すと、いくらカッコイイカードでも、無理をするとあとあとしんどいものがあります。
その一方で、クレジットカードに求めているのはステータスもあります。つまり人前で出して恥ずかしくない、カッコいいカードという事になります。
重要な接待でも、恋人の前でも堂々と出せるカードとは一体…。
今の時代、ゴールドカードではステータスを感じない?
少し古いデータですが、楽天リサーチが2010年に「クレジットカードに関する調査」を発表しました。結果、保有しているカードの種類は以下のとおりです。
メインで利用しているクレジットカードのタイプ
- 一般カード=86.7%
- ゴールドカード=12.3%
- プラチナ・ブラックカード= 0.4%
- その他カード= 0.6%
ゴールドカードですらほぼ10人に1人の割合で、一般カードが86%なのには驚きです。
ほとんどの人が一般カードという事になり、昔と違って不景気が続いているので、楽天カードのような年会費無料のカードに人気があるようです。
現在のステータス系のクレジットカードは、「プラチナ・ブラックカード」が主流です。
また、国内で発行されているゴールドカードの種類は100以上に上ります。多種多様のゴールドカードがあふれ、全体的な敷居が下がった、というのは否めません。
しかし、個別のゴールドカードにフォーカスすると、決して敷居が低くなってはいません。ステータス=カッコいいカードは、今も昔も変わらなく存在しています。
役に立つ記事
厳選したカッコいい4つのゴールドカードはこれ
カッコいいカードの定義で1番重要なのは、繰り返しますがステータスです。重要な接待で決済するカードがアニメなどのキャラクターやカラフルなデザインでは、人前で出せません。
ステータスとは歴史があり、審査が厳格で入手が困難なカードです。これらの条件を満たすのがカード発行会社が「銀行系」「独立系」と言われる以下のカードになります。
三井住友カード ゴールド
- アジアで初のVISAブランドを取り入れたパイオニア
- ゴールドカードの入会条件で年齢が最も高い30歳以上が対象
- 世界最強の決済機能を持つVISAブランド(Masterブランドの発行も可能)
JCBゴールドカード
- 国内唯一の国際ブランドであるJCB発行のプロパーカード
- 入会審査はかなり厳格に行われ、否決されるケースも多い
- 国内では最強の決済機能を持つJCBブランド
アメックス・ゴールド・カード
- 世界のステータスカードとして、広く認知されている
- 旅行やエンターテインメント分野で多くの特典がある
- 世界中の富裕層が保有する代表的なクレジットカード
- 付帯保険などのサービスが充実している
ダイナースクラブカード
- 選ばれた人しか保有できないカード
- サービスはプラチナカード並みで、ゴールドカードの枠を超えている
- 医師や弁護士などの社会的地位の高い職業の人に好まれている
- 付帯保険などのサービスが充実している
三井住友カード ゴールド
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
11,000円(税込) | 0.5%~5.0% | 550円(税込) 初年度無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
まとめ
1980年代半ばから後半にかけての好景気に沸いた国内で、富裕層を代表するカードがアメックス・ゴールドでした。当時はプラチナ以上のカテゴリーが、ほぼなかったのも背景にあります。
この4つのゴールドカードの中で、利用限度額が最も高いのが三井住友カード ゴールドとJCBゴールドの350万円です。公式サイトには上限が200万円とありますが、優良顧客に対してさらに150万円の与信を設けています。
アメックスとダイナースクラブは、個別に利用限度額があり、初期ではかなり低めに設定されています。ともに300万円の利用限度額に達するのは、相当な時間がかかります。ステータスと機能性を備えたカッコいいカードのベストチョイスは、三井住友カード ゴールドとJCBゴールドだといえます。
このコラムにおすすめのカード
三井住友カード ゴールド
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
11,000円(税込) | 0.5%~5.0% | 550円(税込) 初年度無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
JCBゴールド
年会費 | 還元率 | ETC |
---|---|---|
11,000円(税込) 初年度無料 | 0.50%~10.00% ※1 | 無料 |
- スピード発行
- 高還元率
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 電子マネー
※1 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※海外旅行保険、国内旅行保険は利用付帯
執筆者プロフィール
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クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。
今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。
クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。
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