クレジットカードのシェアを公開

クレジットカードのシェアって、ものすごく気になりますよね。自分の持っているカードは、どんな感じに位置しているのか。シェアの高さによって世界各地での利便性に大きな影響を与えます。
今日は5大国際ブランドのVisa、MasterCard、JCB、アメックス、ダイナースクラブのシェアを見ていきます。
他社の追随を許さない最強Visa。MasterCardも約3割を占める
クレジットカードで一番大切なのは、ステータスでもサービス内容でもなく、使えるか使えないのかの一点だけです。
日本はもちろん米国、欧州、アジア、アフリカなど、あらゆる国と地域で使用できなければ、ストレスになってしまいます。
当然、世界的に見てシェアの高いカードこそ、世界各地での利便性があります。
【クレジットカード売上高の世界シェア】(2015年3月のNILSON REPORT調べ)
順位 | シェア | ブランド |
1位 | 58% | Visa |
2位 | 26% | MasterCard |
3位 | 10% | 中国銀聯 |
4位 | 3% | アメックス |
5位 | 1% | JCB |
6位 | 1% | ダイナースクラブ |
※中国銀聯はほとんどが、デビットカード形式のため5大国際ブランドには入っていません。
1位は60%弱を占めるVisaで、2位がMasterCardの30%弱となっています。言い換えれば、この2枚を持っていれば、世界中で困ることはありません。Visaの58%は圧倒しています。
アメックス、JCB、ダイナースクラブは全て足しても5%程度です。現実的には、国際ブランドをVisaの1枚にしても、世界各地で高確率で使用できるということです。Visaが最強なのはおおよそ想像できましたが、アメックスが意外にもシェアは低かったりします。
アメックス、JCB、ダイナースクラブホルダーの大半は、メインカードのほか、サブカードにVisaかMasterCardのいずれかを所持しています。世界でVisaとMasterCardが使えて、アメックス、JCB、ダイナースクラブが使えないケースがよくあります。しかし、その逆はほぼありません。
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シェアの高い国際ブランドは加盟店の数も比例する
世界シェアの高い国際ブランドは、使い勝手にも優れています。Visa(MasterCardも含む)は、世界200以上の国・地域の約4,000万店で利用することができます。VisaとMasterCardは、販路拡大をするエージェントが同じということもあり、利用可能な店舗数がほぼ同数となっています。
JCB、アメックス、ダイナースクラブの3社は、加盟店が双方で使える契約を結んでいます。
世界190の国・地域の2,900万店で使用できます。
クレジットカード初心者には、まず国際ブランドで「Visa」か「MasterCard」をおススメする理由がここにあります。
JCBの世界シェアの売り上げは1%ですが、実は単独ではアメックスやダイナースクラブより加盟店が多いのです。JCBの会員数は9,100万人(2015年3月末現在、JCB調べ)ですが、アメックスの方が2割ほど会員数が多く決済額も高いからになります。
まとめ
VisaとMasterCardの国際ブランドは、日常生活での利用に主眼を置いています。
スーパーでの買い物やガソリンの給油など、身近なところで利用する際に便利な特典なども取りそろえています。両ブランドとも自社でカードを発行しておらず、あくまで決済機能提供するだけです。このため、提携カードなどが世界各地で広まり、シェアが拡大していきました。
JCB、アメックス、ダイナースクラブは、T&Eというトラベルとエンターテインメントを楽しむために発足したカードです。富裕層の会員が多く、ステータスの維持のため、アメックスとダイナースクラブは、広く浸透するまで時間がかかっていたのが実情です。
なんにしても、Visaを1枚持っていれば世界中で不自由する事はありません。
以上、クレジットカードのシェアを公開!のまとめでした。
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(参照:クレジットカードのシェアを公開!)
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執筆者プロフィール

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クレジットカード歴20年の専門家で、クレジットカードの券面の端の5ミリを見たら「何のカードか分かる」くらいのスペシャリスト。
今までにクレジットカードに関する記事を2,000記事以上公開。
クレジットカード・生命保険・年金などが得意分野。27歳から株を始め、株式投資も20年目のベテランでもある。
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