Amazonのスマホのキーワードは「ウザイ」「ヤスイ」

Amazonのスマホのキーワードは「ウザイ」「ヤスイ」

米国Amazonが格安スマホの利用プランを発表して話題になっています。その名も「Prime Exclusive Phones」。
通常価格に比べて50ドル(約5,100円)も安くなります。

しかし、その分、あるものが「もれなく」ついてきます。少し「ウザイ」のですが…。発売は米国Amazonで7月12日から発売が開始されます。

Prime Exclusiveの対象はAndroidスマートフォン

「Prime Exclusive」とは、米国AmazonのPrimeという有料会員向けのサービスになります。
格安になるのは、画面に広告が表示される機能があるからです。SIMロックフリースマホのロック画面に広告を表示することで、今回の大幅な割引になります。

【Prime Exclusive Phones】

  • Motorola Moto G4:通常価格199.99ドル→149.99ドルで販売
  • BLU R1 HD    :通常価格99.99ドル→49.99ドルで販売

Amazonではこれまで、電子書籍の「Kindle」などでも、同じようなロック画面の広告を表示。今回のスマホ版の広告展開で、料金も下げるというユーザーに喜ばれるサービスを連動させました。現状では米国Amazonのみでの販売となります。

今後の動向によっては、日本を含む世界のAmazonネットワークで販売される可能性も否定できません。これがスマホ界の新流となって、日本にも導入されれば、おもしろい展開になりそうです。どんどん、価格がこなれてきそうな予感がします。

今回の端末はスマホの画面ということで「Kindle」に比べ、広告が少々「ウザイ」ということもあります。もちろん、価格を考えれば十分、共用範囲といえるでしょうけど。

スマホ業界の格安モデルに目が離せない展開

今回の「Motorola Moto G4」「BLU R1 HD」の2機種は、注目されているスマホです。Amazonのベストセラーランキングにも名を連ねています。

この2機種のメーカーは「Amazon Best Sellers」で1~6位まで独占(2016年6月末現在)しています。価格帯は49.99ドル~179.99ドルのロープライスゾーンになっています。7位がLGの機種(279.99ドル)、8位にAppleの機種(228ドル)がようやく登場します。

スマホ業界ではロープライス各社が、高級機種との差を縮めるために、今回のように趣向を凝らした販売戦略を展開しています。

Amazonでは自社ブランドでリリースしているタブレット端末、スマホにもロック画面に広告を表示しています。この仕組みを他社ブランドの端末にも導入したことが、今後のロープライス化に大きな期待が寄せられます。膨大な商品を取り扱っているAmazonだからこそ、着眼点の良さで実行できたといえます。

【日本のスマホのロック画面広告】

  • 楽天
    「楽天スーパーポイント」が貯まるAndroid向けの広告配信アプリ「Super Point Screen」の配信をスタートさせた。
    ロック画面に広告を配信し、5秒閲覧するごとに1ポイントを付与する
  • アトランティス
    グリーの子会社のアトランティスが、Android端末のロック画面に広告を表示するサービスを始めた。
    第1弾は「秘密結社 鷹の爪」とコラボした天気アプリ。

まとめ

今回の2機種には最新のOSである「Android 6.0 Marshmallow」が搭載されています。ロック画面の広告に加え、「Prime Music」や「Prime Photos」などのアプリも、プリインストールされています。非表示機能はありますが、端末から削除することができません。

それでも、50ドルというディスカウントを考えれば、検討する価値はあります。ユーザーにとって、安さは何よりもありがたいことですから。少々「ウザイ」ですが、こんな販売戦略も十分、アリです。


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