日本マクドナルドの新バーガーの名称が決定

日本マクドナルドの新バーガーの名称が決定

創業以来初の501万6,926件の一般公募から選ばれたのは…

日本マクドナルド(本社・東京都新宿区、サラ・エル・カサノバ代表取締役社長兼CEO)は2月22日、創業以来初めて一般公募していた新バーガーの名称を発表しました。

応募総数501万6,926件の中から選ばれたのは「北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー」(税込で単品390円)で、23日からこの名前で販売を開始しました。

「北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー」

この商品は2月2日から既に販売を開始していました。正式名称に決まる前は「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特性オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」(仮称)。実に53文字という長い仮称でした。

そんなことから、落語の前座噺(ばなし)を思わず、連想してしまいました。

【寿限無】

「寿限無 寿限無
五却の擦り切れ
海砂利水魚の
水行末 雲来末 風来末
食う寝る処に住む処
藪から柑子の藪柑子
パイぽポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」

生まれた子どもが長生きできるように、という願いから、良い言葉を見つけると、それをどんどん足して息、最後にはこんな長い名前になってしまったという話です。
この場合、短くすることはできませんが。

新バーガーのスペックとは

その名の通り、大きな特徴は北海道産の食材を使っているところにあります。「北海道ポテトフィリング」と「北海道チーズ」を使用しています。

・手丸めバンズ
このバーガーのためだけに1つ1つ手で丸めた特別なバンズを採用。

・北海道ポテトフィリング
北海道産じゃがいもをバター風味で味付けしたコクのあるポテトフィリング。ほくほくの具材感たっぷり。

・スライスベーコン
味わいにアクセントをつけるスモーキーなベーコンを2枚。

・100%ビーフパティ
つなぎも添加物も使っていないオーストラリア・ニュージーランド産100%ビーフのジューシーなビーフパティ。

・北海道チーズ
北海道産の生乳を贅沢に使った濃厚で味わい深いチェダーチーズ。

・オニオンソース
ソテーしたオニオンを焦がし醤油の風味で味付けした特製ソース。クセになるおいしさ。

ちなみに、販売期間は3月中旬までの予定です。

マクドナルドが起死回生のための期待を込めた一品

今回の新バーガーは、創業以来初めてとなる一般公募によるネーミング募集です。グランプリは、バーガー10年分に相当する142万3,500円を賞金としていました。

CMを含めた全国的な大キャンペーンを実施。2月2日から募集を始め、大きな話題にもなっていました。このネーミングキャンペーンの背景には、経営回復のために込められた期待もありました。

日本マクドナルドは2014~2015年に期限切れ鶏肉の使用、異物混入問題で客足が離れていきました。各地の店舗で不採算店の閉鎖も相次ぎ、創業以来の経営危機に直面していました。

日本マクドナルドが発表した2015年12月の業績リポートによると、既存店の売上高は前年同期比で8%増となりました。

売り上げは回復の兆しがあるものの、32カ月連続で客数が前年割れするなど、厳しい経営状態が続いています。このため、初の試みとなるキャンペーンを通して、離れた客足を取り戻そうというのが大きな狙いです。

まとめ

マクドナルドでは、リーズナブルな「昼マック」廃止やサービスの低下など、消費者から不評を買ったこともあります。今回のキャンペーンでは、500万件を超える応募があることから、関心の高さをうかがえる結果ともいえます。

業績を回復することが、消費者にとってリーズナブルな価格、サービス向上などにつながっていきます。

最近、良いニュースの無かったマクドナルドですが、今回のネーミング公募というのは、日本中を巻き込んだ良い戦略だったと思います。




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