リボ払いを絶対してはならないのはなぜ?


クレジットカードの支払い方法の1つに、リボルビング払い(リボ払い)があります。金利手数料が上乗せされるなど、なにかと「悪代官的」なイメージがつきまといます。

どれだけ損をするか、シュミレーションも書いておりますので、しっかり下までお読みください。

クレジットカードの専門サイトでは「リボ払いを絶対にしてはならない」と、よく注意喚起されます。毎月の支払額が一定で負担が少ないように見えますが、仕組みを把握していないと大変な事になります(ほんとに)。

リボ払いが世界的な金融恐慌を引き起こした要因の一つにもなっています。

先日書いたコラムで、自分は「ANA VISA 一般カード」をリボに変更しようと企んでいる。と書きましたが、それは実行するつもりです。

リボ払いでポイントが2倍以上になるカードのまとめ リボ払いでポイントが2倍以上になるカードのまとめ リボ払いはイヤだけどポイント2倍はおいしい。でも「リボは金利かかるし」と思う人も多いはず。自分は「ANA VISA 一般カード」を来月からリボに変更しようと企んでおります。もちろんポイントが2倍狙いのためです。ちなみにですが、計算をすると手数料は13円でした。計算式は下に書いています この記事を読む

三井住友カードの「マイペイすリボ」の場合は、リボの金額を上下に変更することが出来るので、きっちりリボの金額を確認する日を決めておいて、手数料が発生するギリギリの少し上の金額にしておいて手数料は15円くらいで終わらせます。

その代わりポイントはキッチリ2倍もらいます。こういうリボのやり方もあるので、そういったのはOKと個人的に思います。

リボ払いはカード会社のメリットがはるかに多い

リボ払いのデメリットとは?

クレジットカード各社にとって、一番おいしいのはリボ払いです。なので、クレジットカードと名のつくほぼ全てのカードが、リボ払いを簡単に設定できます。CMなどでのPRに加え、通常の2倍~のポイント還元率をつけて、顧客獲得に全力を挙げています。

この背景には2010年の改正貸金業法の影響があります。カードのキャッシング枠にも、年収の3分の1しか借り入れできない「総量規制」が適用されました。現在、個人属性が平均より高くなければ、10万円以上のキャッシング枠が付きにくくなりました。

カード会社は、年利で18%近く稼いでいたキャッシング事業を大幅に縮小。これに代わる収益確保のため、リボ払いを積極的に推奨するようになりました。

どれほど損をするか、シュミレーションをしてみました。

【リボ払いをのシミュレーション】(月々5,000円の定額コース)

利用開始:7月1日
利用金額:20万円
手数料 :15%(実質年率)

月々の支払額 手数料 合計支払額 残高
1 5,000円 2,054円 7,054円 195,000円
2 5,000円 2,484円 7,484円 190,000円
3 5,000円 2,342円 7,342 185,000円
↓    ↓    ↓    ↓
40 5,000円 63円 5,063円 0円
  • 40回目の最後の支払いは支払日から3年後の10月10日
  • 手数料総額は59,014円

20万円のショッピングに対し、59,014円の手数料はものすごい金額です。月々の支払額を5,000円→10,000円の2倍にすると、25,903円で支払回数が半分の20回になります。
それでも、負担は決して少ないわけではありません。

7月1日の20万円の買い物に対し、例えば1週間後にも3万円、1カ月後に10万円を利用したとします。月々の支払金額が5,000円+金利の合計支払額が8,000円前後となります。大きな残高があるという認識が、持ちづらくなります。

もちろん、金利手数料と支払回数が増えていきます。残高をしっかり把握して、管理できなければ、金銭感覚がまひして、気づいたら雪だるま式に残高が膨らんでいた事態に陥ります。

これが、リボ払いの恐ろしさです。

つまりリボをする人は、基本的にカードを作らない方が良いと思います。大変な事になります。

2007年の世界金融危機の要因となったのはリボ払いから

2007~2009年にかけて、世界同時株安となり、世界の金融機関で信用収縮が始まりました。「世界金融危機」と呼ばれ、リーマン・ブラザースの倒産は、世界で波紋を引き起こしました。そのきっかけとなったのが、サブプライムローンの大規模な焦げ付きでした。

プライムと呼ばれる優良客の他に、個人属性が中間より低い層の人たちをサブプライムと呼びます。住宅ローンのリボ払い版のようなシステムで、返済することができず、巨大な負債になっていきました。住宅の担保力も経済の悪化で下降線をたどり、悪循環に陥りました。

クレジットカード発祥の地・米国では、サブプライムの人たちが保有するカードのほぼ100%近くがリボ払いです。身の丈以上の消費を重ねて、残高が本人も把握できないぐらいになるケースも多くあります。

リボ払いのカードは次のように考えると、慎重になるはずです。

  • ポイント還元率が2%や3%あっても、金利手数料が15%~あるので全く意味がない
  • 金利手数料は消費者金融と変わらない
  • 毎月の支払額が抑えられる半面、金利手数料と支払回数が増える
  • 年会費が無料でも、たった1回の金利手数料で吹き飛んでしまうケースも
  • リボ払いは健全なクレジットヒストリーと見なされないケースもある
オートキャッシュバック制度のあるクレカ オートキャッシュバック制度のあるクレカ クレジットカードで一番残念なことは、せっかく貯めたポイントが失効してしまうことです。うっかりして気づいたときは…。こんな思いを経験した人も多くいると思います。そこで、役立つカードがオートキャッシュバックシステムです。貯まったポイントを自動的に現金で指定口座に振り込んでくれるありがたいシステムです。 この記事を読む クレジットカード払い・電子マネー払いができる大手ファミレスまとめ クレジットカード払い・電子マネー払いができる大手ファミレスまとめ 目次 すかいらーくグループ ゼンショーグループ セブン&アイ・フードシステムズ ロイヤルホールディングス 吉野家ホールディングス その他系 ファーストフード店でクレジットカードが使える機運が! 全国各地に展開している大手... この記事を読む

まとめ

クレジットカードは、1回払いや2回払い(一部を除く)など、金利手数料がかからない支払いにとどめるべきです。リボ払いの入会キャンペーンでは、お得に見える新規入会ポイントプレゼントが魅力に見えます。

仮に1,000ポイント(1,000円相当)、10,000ポイント(10,000円相当)のプレゼントでも、必ずカード会社だけが得する仕組みです。そうでないとカード会社が入会キャンペーンでそんなポイントをタダでくれるはずがありません。

米国のVISAカードを発行する銀行では、リボ払いの利益が経営の根幹を支えています。日本では逆に90%以上のユーザーが1回払いにしています。

クレジットカード利用の絶対条件は、得することよりも、損しないことです。

このコラムにおすすめのカード

三井住友VISAクラシックカード

満足ポイント 5.0

年会費初年度無料
翌年以降 条件付き無料
還元率0.5%~0.65%
ETC無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

JCB EIT(エイト)

満足ポイント 4.5

年会費無料
還元率1.0%
ETC無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

リクルートカード

満足ポイント 4.0

年会費無料
還元率1.2%
ETC無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

REX CARD Lite(レックスカードライト)

満足ポイント 4.5

年会費無料
還元率1.5%~2.5%
ETC無料
  • スピード発行
  • 高還元率
  • 空港ラウンジ
  • マイル
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • 家族カード
  • 電子マネー

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